信濃 健君(2017年現在 キリスト教愛真高等学校在学中)


 私は小学6年生の時学校でいじめにあい、不登校になりました。それは、私の服からの匂いが原因となり、周りにいた友達はあっという間に私から遠い存在となってしまいました。ほんの些細なことで、一瞬のことでした。周りの人から向けられる、私への目は、不潔なものを見る目となりました。日に日に浴びせられる、不快な言葉、時に暴力を受け、不登校になっていきました。時には、自分でも死さえ楽な道だと思う時があるほどでした。
 そんな中、唯一救いだった教会に通う中、ある大きなクリスマス集会に参加した時、クリエイトの情報を載せてあったパンフレットを見、それがきっかけとなり、見学をし入学に行きつきました。祈りと絶望の中にあった私への神様からの贈り物でした。
 聖書を中心とした生活では、本当に良い信仰が育てられました。若者に合う学びができたと感じています。ひとりひとりが尊重され、聖書やキリスト教の教えが深く根付いた環境の中、ある人は自分の傷が癒される場になると思うし、またある人はこれから社会に出ていく上で、キリストに仕える弟子として力をつける場になるのではないでしょうか。私はそのような人材となりました。逆に守られる環境だからこそ、そこから外に出ていく時、抵抗があったり葛藤にぶつかると思います。しかし、クリエイトで学んだ者が生きていく中、学んだことが考える基礎となるので、何度も立ち返る場となると思います。そして、ここを自分の軸として十分に生きていけると思います。
 私はこの学校をひとりひとりが尊重される、良い学びをする場となると確信するので推薦します。

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Mさん(現在 保育士として勤務中)


 私は小学5年生から中学3年生までの5年間クリエイトに通いました。クリエイトに通う前の学校は転校先の小学校で、いじめが多く、恐怖感を抱きつつ通っていました。また、学校で自分らしく生活できないことに窮屈さを覚えていました。
 4年生の終り頃に、この学校ができるということを聞き、迷わずそちらに行きたい!と思い、クリエイトに通うことを決めました。クリエイトに通って良かった事や実際に感じたことは、たくさんあります。
・自分らしくいられただけでなく、新たな自分を発見できた。
・勉強を個人に合わせて丁寧に教えてもらえた。卒業後、高校になっても勉強の分からないところを教えてもらえた。
・楽しく学べた。
・在学中も卒業後も先生、仲間とよい関係でいることができる。
・いろんな方との出会いがあり、いろいろな経験ができた。(外国の方やさまざまな分野の働きに携わっている方々との出会い、クリエイトならではの行事等)
・聖書を読んだり祈ったりする時間が持てた。
・人間性が育つ(聖書を土台としての指導、自発性やリーダシップが育つ環境にある)
・その人の長所を伸ばしてもらえる。
・毎日愛を感じる(神様や人の愛を感じ、受けます。自然と自分も与えたいと思います。)
・あらゆる面でよい守りがある。
・給食がおいしい!
以上のような事です。
 ちなみに、不安に思ったことや卒業後に困ったこととしては、高校入学後の環境に馴染んでいけるのか、私だけ分からないことがあったらどうしようというような不安がありました。けれど、高校生になってみると、この不安は自分だけでなく、公立の中学校に通っていた人でもけっこう皆思っていることだと分かりました。また、クリエイトでは人数が少なく、皆友達の関係であったため、高校に入学して、先輩に対しての言葉使いや行動には多少戸惑いました。
 最後に、私のクリエイト卒業後から現在について書きます。クリエイトを卒業後、公立高校普通科→市立短期大学保育学科→現在は地元の民間保育所で保育士として毎日楽しく働いています。保育をする身となった今、保育している子どもたちが、その子らしく伸び伸び育ち、沢山の愛を受けて、また人を愛していける子どもになって欲しいと願いつつ、日々接しています。人を育てるということにおいて、特にクリエイトの先生方の姿が、モデルとなりました。今それが生かされつつあります。
 私は、クリエイトに通っていなければ神様や友達を悲しませることばかりしていたかもしれないと思います。しかしクリエイトで毎日聖書に親しみ、神様との時間を持つことができたことで、自然と神様の喜ばれることをしていきたいと思うようになりました。自分自身が変わったことを体験しているからこそ、クリエイトで育つ子どもが増えて欲しいと思います。本当にクリエイトに通うことができて良かったと思います。
 私をクリエイトに導いて、成長させてくださった神様に、また、クリエイトの先生方、携わって下さった方々に心から感謝しています。

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Sさん(2017年現在 川崎医療福祉大学在学中)

 私は中学生の頃不登校になったことがきっかけでクリエイトに通うようになりました。それまでの自分の生活とは全く違う環境に戸惑うことは多々ありましたが、クリエイトでは他の学校では学ぶことのできない人として大切なことをたくさん得ることができたと思います。
 卒業後はなかなか先生や友人に会うことはできていませんが、本当に久しぶりに連絡をとっても大切に想ってくれている、温かい方たちばかりです。昔の私と同じような経験をしている子供たちが、ここで新たな一歩を踏み出せることを願っています。

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私にとってのクリエイト
北谷 祈さん(2016年現在 香川県立三木高等学校定時制課程普通科 在学中)

 私は、小学校6年間公立の学校に通っていましたが、中学校3年間はクリエイトで過ごしました。私がクリエイトに入るきっかけとなったのは、母親に勧められたというのが大きかったですが、クリエイトは少人数なので勉強もゆっくりわかりやすく教えてもらえるということや、聖書や神様のことをもっと学べるかなと思ったからです。
 入学する時は詳しいことは分からなかったので、とりあえず踏み込んでみたという感じでした。しかし、実際にクリエイトに通う中で、勉強が分かりやすいことはもちろん、先生方と生徒の関係がとても密だったので、困っていることなど、なんでも言うことができる環境があったし、笑いも絶えませんでした。
 私がクリエイトに通って、成長したと思うところは、自分の意見が言えるようになったことと、自分以外の誰かに配慮ができるようになったことだと思います。
 クリエイトは少人数のため、よく、あなたはどう思う?などひとりひとりの意見を聞かれます。以前の私は、大人数の中で過ごしてきたので、自分の意見をいうことに慣れておらず、意見を求められても黙っていました。ですが、みんなの意見を聞いたりすることによって、自分の口から意見を言えるようになり、勉強でもわからないところはきちんと伝えることができるようになりました。
 また、中学2年生からは最高学年だったので、みんなに気を配るということを特に学びました。入学前は自分のことで精いっぱいでしたが、一年一緒に過ごした先輩がいつも先を見て行動している姿を思い出したり、先生方に助けて頂きながら失敗もありつつ、周りを気にすることが少しずつできるようになってきました。
 他にもたくさん学びましたが、クリエイトを卒業後、学んだことが生かされていると感じるのは、他の子への声掛けと走ることです。自分のことだけで終わりではなく、困っている子がいたら手伝ったり、「大丈夫?」と声をかけれるようになりました。そして、クリエイトでは毎日マラソンをしたり、体育や昼休みの時なども走りまくっていました。昔は運動が大嫌いだったのに、クリエイトでたくさん運動したことで走るのが大好きになり、今では高校で陸上部として短距離を走っています。
 クリエイトは他の学校と違い少人数なので、みんなで助け合わなければ一つのものを成し遂げることは難しいです。でもだからこそ公立の学校よりも団結力が強く、困っている子がいたら手伝ってあげる、声をかけるなど、ひとりひとりが主体的に動くことができる、そのような素晴らしい学校だと思います。三年間という短い時間でしたが、私はクリエイトに通うことができて、本当に良かったです!!

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